子どもに多い皮ふ疾患−あせも、おむつかぶれ

■あせも(汗疹)
<あせも(汗疹)とは>
小さい身体でも汗腺の数は同じということは有名な話です。それゆえに汗管(汗が出る穴)がほこりや汗の成分、汚れなどが詰まりやすい状態になります。そうすると汗がうまく表面に出せなくなるので起こるトラブルがあせも(汗疹)です。
特に汗をかきやすい夏に多いですが、発熱した時に起こることもあります。汗をかきやすい、関節の間や背中、首のまわりなどに赤い丘疹ができます。ひどくなると赤く広がり、かゆみを伴います。

<お家でできること>
・環境を整える
風通しの良い涼しい環境にしましょう。室温23℃前後、湿度55%前後が理想です。
・汗をかいたら拭く
ハンカチやウェットティッシュでそっと抑えるように吹きましょう。着替えをこまめにすると良いです。
・衣服を変える
こまめに着替えることはもちろん、衣服は吸湿性と通気性のよいものを選ぶようにしましょう。
・入浴、シャワーを行う
毎回石鹸を使う必要はありません。石鹸を使用するのは1日1回、よく泡立ててやさしく手で洗いましょう。
石鹸分が残ると症状を悪化させてしまうので丁寧にすすいでください。

改善されないときには、炎症を抑える軟膏やステロイド軟膏で治療となります。

■おむつかぶれ
<おむつかぶれとは>
おむつでむれることで皮ふの抵抗力が弱くなります。そこへ尿や便の成分のよって刺激が加わり、炎症を起こすことを指します。おむつにあたっている部分のみが赤くなってしまい、ひどくなると表面がむけたようにただれてしまいます。

<お家でできること>
・おむつを交換する
予防として頻繁におむつを交換することが第一です。おしり拭きや濡らしたコットンで優しく拭きましょう。
・ぬるま湯で洗う
可能なときには、排便後ぬるま湯で優しく洗いましょう。
・乾燥させ保護する
おしり拭きなどで吹いた後、しっかり乾燥させることが大切です。その後保湿クリームなど、保護のためにクリームを塗ることで予防できます。

治療では抗炎症効果のある軟膏や、ステロイド軟膏を使用します。

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