生まれたばかりの赤ちゃんのお肌は、とてもやわらかくてデリケート。
「うちの子はお肌ツルツル!」と思っていたのに、ある日ほっぺやおでこに赤いぶつぶつが出てきて、びっくりするお母さんも多いです。
これがいわゆる「乳児湿疹」です。

乳児湿疹は、多くの赤ちゃんにみられるごく普通の反応です。体の外の環境に少しずつ慣れていく過程で、お肌も頑張っているサインなんですね。
決して「お手入れが足りない」わけでも、「ミルクが合わない」せいでもありません。どうぞ自分を責めないでください。

湿疹はほとんどの場合、成長とともに自然に落ち着いていきます。
でも、かゆみで眠れなさそうだったり、ジュクジュクしてきたり、赤みが広がってきたときは、お家でのケアだけではつらいこともあります。

そんなときは、小児科にご相談ください。お肌に合った保湿の仕方や、お薬の使い方を一緒に考えていきます。
ほんの少し工夫するだけで、赤ちゃんもぐっすり眠れるようになったり、ご家族も安心できたりします。

「これくらいで受診していいのかな?」と思う症状こそ、どうぞ気軽に相談してください。
赤ちゃんと過ごす毎日は、わからないことや心配なことがいっぱい。
そんなときに寄り添えるのが小児科の役割だと思っています。

赤ちゃんのお肌のトラブルはよくあること。
そして、お母さんが不安に感じるのも自然なこと。
一人で抱え込まず、安心のために小児科を頼ってくださいね。

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