●プール熱とは
夏にみられることが多く、プールを介して感染するため、プール熱と呼ばれ、正式には「咽頭結膜熱」といいます。感染力が非常に強く、主な感染経路は、咳やくしゃみなどの飛沫感染と接触感染です。
38℃~40℃前後の急な発熱で発症し、咽頭炎によるのどの痛みが現われます。また、結膜炎に伴って、充血、目の痛み、かゆみ、目やに、まぶしくなったり涙が止まらなくなったり、嘔吐や下痢を伴うこともあります。潜伏期間は3~6日程度です。

●原因
アデノウイルスの特殊な型(3.4.7型など)により生じる感染症です。1週間程度で治るのが普通ですが、症状が治まった後も、ウイルスの排出は、咽頭からは発症後7日間~14日間、便から30日間程度続きます。すっかり治ったからとプールに入ると、ほかの人にうつすことがありますので慎重に対処しましょう。

●予防
・プールからあがった時は、シャワーを浴び、目をしっかり洗い、うがいをしましょう。
・流水と石鹸による手洗い、うがいを励行することが大切です。
・感染した子どもと一緒に湯船につかることは避けましょう。
・目やにからの接触感染もあります。タオルなどを共用はやめましょう。
・感染者との洗濯物は分けましょう。洗濯しただけではプール熱のウイルスは死滅しません。
・便にもウイルスがいるため、排泄後のおむつ交換の際は手袋を使用し、十分に手洗いをしてください。