タイトルの数字は何でしょう。

基本再生産数と呼ばれるもので、全員が感染症に対する免疫を持っていないと仮定して、1人の患者さんが何人の人にうつしてしまうかを表しています。

1以上であれば増えることになり、数字が高ければ高いほど感染力が強いことになります。

ちなみにおたふくかぜは4~7、SARSは4前後と言われています。

麻疹(はしか)の感染力は、他の疾患に比して非常に強いことがわかります。

4月になってから発端者を含め愛知県では10名の麻疹患者さんが報告されています(2018/04/26日現在)。

現状2回MR(麻疹風疹混合)ワクチン接種歴あり発症した方の報告はありません、また1回接種後に発症している方は20歳代以上です。

しかし沖縄では2回接種歴あるお子さんで発症した方もあるようです。

ご存知の通り特別な治療法はありません。予防するしかありません。

1歳児及び年長児は定期接種ですので、MRワクチン未接種の方は早めに接種しましょう。

またそれ以外の年齢の方も任意接種になりますが、接種をご検討ください。

しかし、当院での予防接種枠の残りが少ないため、定期接種の方を最優先、次いで0歳後半や2歳以上で未接種の方への任意接種の順に対応したいと思います。

また既に麻疹単味ワクチンだけでなく、MRワクチンの供給が滞っている地域もあるようです。

当地域でも影響を受ける可能性はあります。

別の意味での予防としては、流行地域にむやみと立ち入らないことです。

冠婚葬祭等は致し方ないかもしれませんが、単なる観光の場合であれば延期をご検討ください。