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子どもの発熱時に受診するポイントは?
●平熱を把握しましょう
熱の程度を判断するには、お子さまの平熱を知ることが大切です。37.5℃の熱が出たとしても、平熱が36.5℃の人の場合は平熱より1℃高いのですが、平熱が37.1℃の人では0.4℃だけ高くなったということになります。
ふだんから平熱を測っていれば、どの程度の発熱かがわかり、急な発熱時に迷うことはありません。
平熱はひとつではなく、時間帯によって異なります。体温は1日のうちでも1℃以内程度の変動があり、午前4時ごろに最も低くなり、午後から夕方にかけて高い状態になります。
平熱の測り方は、起床時、午前、午後、夜の計4回体温を測り、時間帯ごとの平熱としておぼえておくといいでしょう。食後すぐは体温が上がるため、食前や食間に検温するのが適切です。また平熱の測定は1日だけでなく、日をおいて何回か測ってみましょう。
なお、感染症法では、37.5℃以上を「発熱」、38.0℃以上を「高熱」と定めています。
●受診のポイント
お子さまが発熱したときは、体温計の数字と 「熱以外の症状」 をチェックしてみてください。「熱は出ているけれど、元気で食欲もある」という場合は、あわてずにご家庭でのケアで様子を見てもよいでしょう。
一方、発熱とともに以下のような症状が見られる場合は速やかに受診をしましょう。
受診のポイント
・発疹
・激しい咳
・おう吐
・水分を受けつけずおしっこがほとんど出ない
・生後3ヶ月未満の乳児に38℃以上の発熱が持続する場合
・呼びかけてもすぐに眠ってしまう
・機嫌が悪く、あやしても泣き止まないでぐずっている。
・激しい咳
・おう吐
・水分を受けつけずおしっこがほとんど出ない
・生後3ヶ月未満の乳児に38℃以上の発熱が持続する場合
・呼びかけてもすぐに眠ってしまう
・機嫌が悪く、あやしても泣き止まないでぐずっている。