2019年2月16日に名古屋市予防接種事業に関する伝達講習会が開催されました。

この中から今回は新しい事業としての風疹対策について制度の概要を述べたいと思います。

風疹の抗体検査及び風疹第5期の定期予防接種が始まります。

対象者は昭和37年4月2日から54年4月1日の間に生まれた男性で、言い換えると昭和37年度から53年度までに出生した方となります。

開始時期は平成31年4月1日からで、3年間の予定です。

抗体検査を受ける際には、名古屋市から配布されるクーポン券が必要となります。
このクーポン券がないと、対象年齢であっても定期接種の対象外となります。

また住所地の確認のために運転免許証等の本人確認書類が必須です。

抗体検査の結果、十分な量の風疹の抗体価が不十分だったことが判明した場合のみ、予防接種を受けることができます。

抗体検査も予防接種も何れも自己負担は無料で、またワクチンは麻疹風疹混合のMRワクチンが使用されます。

愛知県衛生研究所によりますと、今年も成人男性を中心に新規発症の報告が続いています。
http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/2f/msl/msl_2019.html

先天性風疹症候群を防ぐためにも積極的に抗体検査、予防接種を行ってまいりましょう。

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