●手足口病とは
口の中や口周り、手のひら、足の裏、足の甲に2~3mmの水ぶくれ状の発疹(水疱性発疹)が現れる病気で、5歳以下の乳幼児が約9割を占めます。
それよりも上の年齢では、大半が既にウイルスに感染し免疫を獲得しているため、発症することはあまりありません。手足口病は、ウイルスに感染しても症状がでない、不顕性感染も多く、「手足口病になったことがない」という人でも、知らない内に免疫を獲得している場合が多くあります。

●治療
手足口病も、ヘルパンギーナと同様に特効薬はなく、特別な治療方法がありません。
経過観察を含め、症状に応じた治療を行いますが、基本的には症状の軽い病気です。しかし、まれに髄膜炎や脳炎など中枢神経系の合併症などが起こる場合があるため、お子さまの様子をよく観察し、下記のような症状がみられた場合は、すぐに受診しましょう。

 

受診のポイント
・高熱が出る
・発熱が2日以上続く
・嘔吐
・頭を痛がる
・視線が合わない
・呼びかけに応じない
・呼吸が速くて息苦しそう
・水分が取れずにおしっこがでない
・ぐったりとしている

 

1週間前後で軽快し、発疹はかさぶたなどのあとも残りません。ただし、症状が治まってもウイルスの排出は続き、感染から2~4週間はウイルスが便の中に排出され、感染源になるため排泄物の処理には注意をし、手洗いうがいを徹底しましょう。