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日本小児科医会総会フォーラムのお土産は

今年はパシフィコ横浜が会場でした。
東海大学小児科望月教授の教育公演は小児咳嗽に関するものでした。
豊富な経験と、大学ならではの珍しい検査機器を駆使しての詳細な新規診断法のご紹介でした。
その中で、健康児でも1日平均11回も咳をしているとのことでした。
病的でなくてもかなり咳をしているようです。
鹿児島大学産婦人科小林教授のランチョンセミナーのテーマは子宮頸がんでした。
1枚目のスライドから衝撃的でした。
おめでたい妊娠がわかった翌週、子宮頸がんの合併も判明しました。
この方は病期が進行していたため妊娠継続不可能で、子宮卵巣もろとも全摘出でした。
この際の摘出標本が先のスライドで、子宮内には亡くなった胎児の姿がありました。
若くして子宮を失う頸がん患者さんの悲劇を淡々と語っておられました。
さて今回は会場近辺しか回れませんでした。
このドッグヤードガーデンでは、子どもたちが小さいころ、汗だくになるまで走り回って、なかなか帰途につけなかった思い出が蘇りました。