一般小児科外来
乳児湿疹
生後1~2ヶ月を過ぎると、赤ちゃんの肌は乾燥しやすくなり、湿疹になる子が多いです。口周りの湿疹は、ミルクを飲んだり、ウェットティッシュで拭いたりすることが刺激となり、肌荒れや乾燥した状態になることで症状が出ることがあります。
症状がよくなったと思ったら、悪化し、ぶり返すこともあるため、ご家庭でのスキンケアが重要です。また、食物アレルギーは肌からと言われているため、小さいうちから正しいスキンケアが大切です。
治療について
石鹸によるご家庭での正しいスキンケアと保湿剤、ステロイド剤による軟膏治療があります。
短期的、長期的に様子を見ながら軟膏を変えていきます。お薬がなくなったら来院してください。
おねしょ(夜尿症)
小学校入学前後(5歳以上)が受診のタイミングです
本人やご家族さまのお話をしっかり聞き、尿検査を行い原因を調べます。生活改善指導の後、必要に応じて薬物療法を併用します。お子さまが夜間の尿量が多いタイプか、膀胱の容量が少ないタイプの夜尿症か、診断をするため、ご家庭で当院からお渡しするダイアリーに記入して頂きます。
弱視の早期発見
通常視力検査は3歳児でも困難と言われていますが、当院では、6ヶ月以上のお子さまの目の異常(遠視、近視、乱視、斜視、不同視など)のスクリーニング検査が可能な機器を導入しています。弱視予防のためには早い時期から異常に気づいて対処することが極めて大切です。弱視は7歳までの治療開始で75%、4歳までの治療開始で95%の回復が望めます。初回の検査で異常が確認された場合、日を改めて再検査を行います。
検査自体は写真を撮るような感覚で、カメラ機械を2〜3秒見つめてもらうだけで終わります。小さいお子さまの場合は、保護者さまが抱っこした状態でも検査可能です。
痛みもなく数秒で終わります。検査結果については医師からお伝えします。
弱視の検査料金
気になる症状のある方は保険診療で検査できます